FAP療法とカウンセリングで、人間関係の悩み、不眠、原因不明の身体症状など相談に乗ります。 心理相談室 サウダージ 杉並区

saudade@tbz.t-com.ne.jp

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オープンダイアローグを体験してみて

最近話題のオープン・ダイアローグ。受けてみたいけれど、具体的にどんなものか?どんな効果があるのか?ネット情報や関連書籍を読んでもいまいちよくわからないという方、ぜひ当相談室のオープン・ダイアローグをご利用くださったHさんの経験談を読んでみてください。
そして、オープン・ダイアローグを受けていただけたら、あなたの心も風通しがよくなって、今まで頭から離れなかった悩みから、いつの間にか解放され始めるかもしれません。

オープンダイアローグを体験してみて(心理相談室サウダージ利用者:H)

ご縁があり、心理相談室サウダージのオープン・ダイアローグを受けることになった。
オープンダイアローグは、通常のカウンセリングと違い、また、自助グループとも違うようだ。会話ではなく対話を目指す場らしいが、私はその違いをいまいちよくわかっていなかった。
とりあえずオープンダイアローグに関する書籍を一冊だけ購入してざっと読み、流れを頭に入れてから当日を迎えた。
Zoomを使用してのオンライン版オープンダイアローグ。通信状況が良くなく、最初はドタバタしてしまったが、入室すると、私の相手をしてくださる以下のサウダージのスタッフ3人が迎えてくれた。

・前田昭典さん…心理相談室サウダージ室長。アルコール依存症から回復された経験を持っている。
・中野三津子さん…精神科医として病院に勤務中。
・黒澤裕之さん…社会福祉士、精神保健福祉士の資格を持つ。ひきこもりの経験者でもある。

まず3人に挨拶をする。挨拶後はいきなり前田さんから、「今日は何をお話ししたいですか?」と話を振られた。
あ、本当にこんなラフな感じで始まるんだ。前置きなく、いきなり喋りたいことを喋ってもいい場なんだなと感じた。
ここ最近のストレスフルな日々のことをツラツラと話す私。遮られることがないので、淀みなく話せる。
しかし、話してるうちに、自分だけ喋り過ぎてないか?と少し不安に。
そうだ。いわゆる「空気を読む」をやってしまうと、誰かと話す時は自分ばかり話さないようにとか、相手にも質問しなきゃだとか、いろいろと気にしてしまうことになる。
でも、ここはオープンダイアローグ。今日は私の話を思う存分聞いてもらう場なんだった、と気を取り直して、ひたすら喋った。

私、いろいろ聞いて欲しかったんだなあ。そんなことに気付く。
話している雰囲気は、本当に雑談をしてるイメージ。なにも解決策は示されないし、大げさな共感もない。このフラットな感じがありそうでない感覚だった。

話しているうちに、悩み事というほどでもないが、ずっと自分のなかで燻ってることをぶっちゃけたい気持ちになった。今まで誰かにこのことを話すと、相手にドン引きされたり、嫌われたり、説教されることもあった。その燻ってることとは、

①ジ○リが嫌い
②ディ○ニーに全く興味がない
③お笑いが嫌いでバラエティは一切見ない
上記について批判したいわけじゃなくて、とにかく私の趣味嗜好とは合わないだけなのだ。でも誰に話しても全然わかってもらえない。
こうやって書き出してみると大したことないじゃん…って思える…思えるんだけど、学生のころは、この3つの話題についていけない状況って、わりと過酷だった。

私がこのことを話すと、聞き手のみなさんは三者三様の反応だった。
・中野さん「私はジ○リは好きですが、Hさんはどのあたりが嫌なんですか?」
・前田さん「お笑いではなくコメディ映画は見るのですか?」
・黒澤さん「僕もディ○ニーは全然関心がないというか知らないですね」
などなど。

こちらの発言を批判されることはなく、質問をされても尋問みたいな雰囲気ではないので、気楽に答えられる。
学生の頃にこんな場があれば安心できただろうな。
そう思った。
私は、女子特有の、グループに属さないと仲間外れになる感じが苦手で、学生の頃は特に苦労していた。高校生になったら状況は悪化するばかりで、クラスメイトとの会話についていけなくなり、登校して一言も喋らない透明人間になっていた。会話も対話もない高校時代だった。
--いつの間にか、暗黒時代として封印していた高校時代の思い出まで3人に向かって話していた。

そんなこんなで、ぶっちゃけて話してるうちにオープンダイアローグの1時間半が終わってしまった。結構あっという間だ。

終わった直後の感想としては、正直なところ、
「ダラダラと雑談をしただけな気がする…」だった。

しかし、数時間後には、
「よく考えてみたら、自然発生的にあんな対話の場って生まれないよな。
複数人がひたすら私に意識を向けて話を聞いてくれるのって、雑談のようで雑談の場ではないよな」と言う気持ちになった。

さらに翌日には、
「なんとなく、風通しが良くなったなあ」と清々しさも生まれていた。

癒される感じとも違う。
悩みが消えるのとも違う。
【風通しが良くなる】 これが最もしっくりくる表現だ。

オープンダイアローグ発祥の地、フィンランドのケロプダス病院精神科では、急性期の統合失調症患者には、毎日毎日オープン・ダイアローグを行ったりすることもあるらしい。

毎日毎日、一切批判されずに自分の話に耳を傾けてもらえたら…
きっとどんどん風通しが良くなって、いろんな問題に風穴があくんだろうな〜。

そんな不思議な可能性をオープンダイアローグに感じました。
何より即興のライブ感みたいな感じも面白かった! 機会があればまた参加してみたい、それが私のオープンダイアローグ初体験の感想でした。

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人間関係の悩み、仕事の悩み、お子様の問題、長引くうつ症状、原因不明の身体症状、依存症、トラウマ、生きづさ、放射能汚染やアレルギー物質の検出、ダイエットの相談も行います!

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