1963年(昭和38年)東京大田区蒲田生まれ。1989年に小学館に入社。
主にまんが雑誌やメンタルヘルスその他の書籍の編集者として働く。
1996年から、さいとうクリニックにて、生育家庭内で受けていたトラウマからの回復プログラムに入る。
2000年、飲酒問題の深刻化からアルコール依存症の専門治療病棟に入。それを機にアルコール依存症当事者の自助グループにつながり、以後現在まで断酒を継続。2003年かインサイト・カウンセリングの大嶋信頼先生よりFAP療法を受ける。
FAPによって、断酒後感じるよになった原因不明の体調不良やうつ症状などが治療される。
この療法の効果を実感し、FAP療法上級資を取得。
2012年より心理相談とフリー編集者、フリーライターとして独立開業。(出版活動については、http://www.saudade.biz/publish/をご覧ください。)また、自助グループ「自死・生きづらさ当事者のグループ」(http://ikizurasa.exblog.jp/)も主宰。
プロフィールからもおわかりかとは思いますが、私自身、生育家族内でのトラウマ、依存症、うつ、生きづらさなどに悩まされてきた当事者です。
しかし現在は回復も進み、生きていることが基本的に楽しいと考えられるようになりました。人生の方向性も迷いをほとんど感じません。私が深刻な問題から解放され自由に生きられるようになったのには、3つの大きな治療回復の方法との出会いがあったからだと思います。
ひとつは、精神科医の斎藤学先生のクリニック家族内トラウマの回復プログラムに参加したことです。プログラムの中で、自分と同じような生きづらさを抱る人たちと多く出会い問題を分かち合ううちに、孤独感がなくなっていきました。また、斎藤先生のことばやログラムの中での経験から、それまでの自分を縛っていた生き方、考え方を修正していけたと感じています。
ふたつめは自助グループとの出会いです。私はかつて自分が抱えていたさびしさ、生きづらさを紛らせるたに、大量のお酒を飲んでいました。そのうちにアルコール依存症になってしまい、最後は自分の力では酒から逃れられなくなり死の淵まで追い詰められてしまいました。このどうしても止められなくなった飲酒をぴたり止めてくれたのが、同じ依存症の人たちが集まって行う自助グループへの参加でした。
3つめは、インサイ・カウンセリングの大嶋信頼先生から受けたFAP療法です。気持ちの上での生きづらさや飲酒の問題から回復していった私でしたが、原因不明の身体症状やうつに悩まされるようになりました。しかし、FAP療法よってその症状の原因がわかり治療を行ってもらえたのです。
これらの経験を生かし、また自分も使えるよになったFAP療法も利用して、かつての私と同じような問題に悩んでいる方たちにも生きづらさから解放さ自由に人生が楽しめるようになってもらえるよう、カウンセリング活動をしていこうと考えています。